冬の使者
今年も「コハクチョウ」が冬季湛水田に飛来、越冬地に行くまでに寄ってくれました。毎年数が増えているようで、昨年生まれた幼鳥が数多く見られました。体を休め、元気に越冬地までたどり着くよう祈っています。
たすき
今年は去年より豊作につながる穏やかな一年を願っていましたが、元旦の被災に言葉を失いました。29年前の阪神淡路大震災に匹敵する、石川県能登半島を震度7の大地震が襲いました。また2日には、羽田空港滑走路での衝突事故。「農事歴」では、異常気象による農業問題も辰年から多くなるとか。今日、第100回「箱根駅伝」復路が始まりました。被災地ではそれどころではない、停電や余震が続き道路は寸断され、住民の不安はピークに達しています。今こそ「命」の〝たすき〟をつながなくてはなりません。
謹賀新年
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今まで農業軽視が続いています。衰退する農業・農村の立て直しを忘れてはならない。農林水産省の発表によれば、 令和4年度(2022年度)の日本の食料自給率は、カロリーベースで38% 、生産額ベースで58%となりました。 世界的に見ると カロリーベースで53位、生産額ベースで29位となっています。日本人は、自分たちが何を食べ、どこから食べ物を調達し、どのように食べ物を作り、どのように食べ物を楽しむかを考える必要がでてきてます。
消費者側では、国産食材への需要を高めることが重要
例えば、国産食材の表示や認証制度を強化したり、国産食材を使ったレシピやメニューを紹介したり、国産食材に関する教育や啓発活動をを自ら考える。
また、消費者は、国産食材の価値や安全性を理解し、適正な価格で購入することが求められます。
生産者側では、消費者のニーズに応えることが重要
例えば、肉や乳製品などの畜産物や加工品を増産したり、小麦や大豆などの穀物を多品目栽培したり、新しい品種や技術を開発したりすることができます。
また、生産者は、品質や安全性を確保し、効率的かつ環境に優しい農業経営を行うこと。食料・農業・農業基本法の見直しを実行してほしいものです。
大みそか
今日は一年を締めくくる日になりました。外は雨模様、雪もなく穏やかな日。一年の計を立てたと思ったらあっという間に・・・やり残したことばかりでした。体力を保つために始めたフイットネス、酷暑や猛勤を口実に休止三昧。意を決して挑んだ「断捨離」。ため込んだ衣服、雑誌や本、整理すらままならず、かえって物が増えたみたい。事のほど反省の多い大みそかになりました。夜は毎年恒例、檀家のお寺に除夜の鐘を突きに行きます。教えでは、108の煩悩を消し去るといいます。煩悩のない世界を涅槃と呼んでいましたが、「今だけ、金だけ、自分だけ」の人生では望むべきものではありません。せめて鐘の音で心が現れるなら救われる思いです。<除夜の鐘一打して身の軽くなる>松尾孝信 一年間いろいろな研修、意見、励ましをいただきました。出来なかったことは梵鐘の音と共にお許しいただき、皆様の良いお年をお迎えいただくことを願っています。
寒波到来
昨日は、12月中旬でありながら、20度以上の気温。どうなっているの?
予報が出ました。季節外れの暖かさから一転、来週の半ば頃からこの時期としてはかなり強い寒気が南下する見込みのようです。全国的に気温が大幅に低下し、北日本から西日本にかけての日本海側や関東・東海の山間部で大雪となることが予想され、気象庁は【低温・大雪に関する早期天候情報】を発表されました。
20日は今年最後のゴルフ「加西インターカントリークラブ」の予定ですが、どうなる事やら、行けないかもしれませんね。
漢字の日
今年の漢字は「税」。食料品など多くの消費税が増えたことなのか。
私の今までの漢字は「進」です。いつも新しい取り組みを推し進め「襟を正して前に進まんと。後ばかり見ていてはダメ」と前進してきましたが、私は来年70歳を迎えます。気持ちは30台で、めいっぱい進んできましたが、体も少しづつも衰えきて止まることが多くなりました。来年からの私の漢字は「歩」にします。「歩くとは、止まりを少なくすること」無理せず、少しづつ歩むことにします。
出荷
シカの食害にあいながらの小豆(87kg)、黒豆(28kg)がやっと乾燥、袋詰めが終わり、今日から「たじまんま」に出荷、店頭に並べました。
まだ、黒豆は出荷数が少ないので、早く売らないと正月が越せません。
師走
12月(師走)に入り、寒くなりました。今年の冬は温暖化で雪は降らないと言ってますが、山には雪が降る時期となりました。山には雪、ふもとにはあまり降らないのが理想です。
残り農作業もあと少し。空を見ながらの作業が年末まで続きます。写真は「鉢伏山」です。
霜
放射冷却で「霜」おりました。段々と冬が近づいています。そろそろタイヤ交換が始まります。
「放射冷却」とは
高い温度の物が、その熱を放射、つまり外に出すことで冷える現象です。たとえば、電子レンジでチンしたときに、お皿が熱くなっていますよね。でも、放っておくと、このお皿だんだん冷めていきます。これが放射冷却です。昼間、太陽の日差しで温まった地面の熱が、夜になると放射されて地面が冷え、さらに地面の近くの空気も冷やされるということになります。
草刈り
畦草刈りがまだ残っています。空を見ながらの草刈りが始まりました。ついでに溝掃除。溝掃除をすると二枚貝やヌマエビ、ドジョウ、コオイムシが泥の中から出てきました。二枚貝は「マシジミ」か?ネットで調べるとなんど外来種「タイワンシジミ」でした。シジミそっくり。外来シジミの分布が拡大すると、在来種を危機的状況にさらす危険があります。冬場の「コウノトリ」の餌探しを楽にするように、溝掃除は欠かせません。