進化するアイガモ農法
今年も29年目に入るアイガモ農法を実施します。田植えをした後、アイガモを田に放飼いをして、害虫や雑草を食べさせます。ヒナの効果は除草だけではなく、水をかく足で泥をかき混ぜるので、酸素が稲の根元に行き渡り成長を促し、フンも稲の栄養分になる。ヒナは稲と共に田んぼで成鳥まで育ち、稲に穂が付き出すまでに「お役御免」となるので育ったアイガモは食肉として販売します。
自然の恵みを利用し、田んぼで「ご飯」と「おかず」を育てる循環型農業です。「アイガモを食べるのは残酷」という人もいます。人は牛も豚も殺して食べています。スーパーで肉を買っていてもそれは見えません。アイガモ農法は私たちが田んぼから命を頂いていることを気付かせてくれます。昨今、砂漠化や地球温暖化が進み、耕地がどんどん減っていきます。地球全体で食糧問題を考えたとき、限られた土地で、できるだけ多様なものを作ることが重要だと思います。大量のエネルギーを使うのではなく、自然の力をうまく利用して、人間と自然が調和する農業は、未来に負の遺産を残さず、持続できるのではないでしょうか。石油由来の化学肥料や農薬を使わないこの農法をこれからも地域全体に発信していきます。
なごり雪
3月も下旬に入り春模様になる予定でしたが、ここ豊岡はまだ冬です。2㌢の積雪、畦塗りや鶏糞堆肥散布などをしないといけない時期、この雪や雨が降るので農作業がはかどらず延び延びでどうしようもありません。晴れ間を見ながらの農作業になりそうです。
逆戻り
寒い・・・朝起きたら雪が・・・冬に逆戻り、今日一日私はふゆごもり。
展示会
各農機店で春の展示会が開催されてます。
今年は雪も少なく春作業が始まるます。今月は各農機具店での展示会が盛んに開催され、多くの農家の皆さんが見学に来ておられました。残念ながら私を含め、高齢者ばかり、昨年も全国で高齢者の農作業事故が多くありました。機械を売りたいのはやまやまですが、展示会で事故防止の講習会を開いてと提案したいです。
近況報告
就農50年を過ぎ、ようやくですが仕事と自然のつながりというか流れがつかめてきたように思います。「何事にも逆らわず、なるようになる」そういうおおらかな気持ちで、仕事も暮らしもできたらいいなということで、もうこれ以上規模拡大はしない(減らす方向)と思います。おかげさまで農業の中で、あれこれいろいろな仕事をやってきました。気が付けばそれらがうまく循環してきていたんですね。この流れを止めることなく壊さぬようにしていきたいです。また、アイガモ農法は素晴らしい農法なのになかなか普及しません。今年もアイガモ水田を中心に稲作をするので、アイガモ君に広告塔として頑張ってもらおうと思っています。他に、モノはあるのに有効利用していない、できてないものがあるので、そういうところを無駄にしないようにすることも心がけたいと思います。
涅槃図
檀家である「金勝寺」に江戸時代から保管されているお釈迦様の「涅槃図」があります。誰が書いたのか寄贈されたのかわからないそうです。「涅槃図」には、人々はもとより、動物たち、仏様のような人、神様のように見える人、周りにある木々や植物でさえ、悲しんでいる様子が描かれています。住職が丁寧に説明され、聞き入ってしまいました。2月15日にお釈迦様がお亡くなりになった日。皆さんのお寺にもあると思いますので、一度お寺に拝観してみてはいかがですか。
晴天
スキー場再営業して20日目。雪もだんだんと少なくなり雪質も最悪。眼下は雪解けし、早春の気配。神鍋高原ゴルフ場の早く営業できるかも・・・
奥神鍋スキー場もここ数日で最後かもしれません。
写経
4年前より「写経の会」が始まり、参加していますが、日曜日の開催が多くなかなか参加できません。農閑期(11月~2月)は何とか参加してます。写し書き終わるまで1時間、静観な時間を過ごしています。」
再営業
温暖化でスキー場も一か月休業。なんと今日、雪が一気に降りました。我家も60㎝も一晩で積もり、雪明けに大忙しです。こんなに降らなくても・・・・
明日から奥神鍋スキー場再営業になりますが、いつまでもつやら...・
食べ放題
赤穂市の「坂越カキ」を食しに行きました。この時期、カキの収穫・出荷で港は大忙し。それを見ながら食べ放題(70分)に挑戦。くせがなく、濃厚で身がふっくらしたカキです。2人でバケツ3杯平らげました。当分の間カキは食べません。