ひこばえ
2023.10.24
稲刈り後、その刈り取った株からまた芽が出てきた。「ひこばえ」と言う。「ひつじばえ」とも言う。漢字なら「稲孫」「穭] とも言われる。新聞に農研機構が、「ひこばえ」を実らでもう一度収穫する「再生二期作」の技術を開発したと記事が出てました。温暖化で秋以降も気温が高くなったことが奏功したといいます。気候変動が招いた新技術だと思うと、複雑な思いもしますが、リスクを逆手に取った新たな可能性を見て取れます。
ミニマムアクセス米
2023.10.18
猛暑の続いた今年は、農作物の生育が全般的に前倒し、稲の収穫も早々終了。稲作農家の怒り「自給できる米までなぜ輸入し続けるのか」と。異常気象と生産資材の高騰に苦しむ農業生産者に価格の回復を。
毎年、約77万㌧もの義務的に輸入し続ける「ミニマムアクセス米」へのいら立ちは根強い。
現在でも、米を商品として捉え、自由化で安い外国米を国民に提供できれば良い、という賛成派と、食料安全保障や環境保全の観点から国産米を守りたい反対派との間で議論は続いています。
ミニマムアクセス米は、当時の政治家や農政関係者が厳しい国際交渉を重ねた末に生み出された苦渋の選択であり、世界との妥協点だったと言えます。しかし、今や食料やエネルギーの確保が重大な問題となっている現在、その役割を見直すべき時が来ているのではないでしょうか。
訃報
2023.10.17
20年と長年飼育していた「オスの鴨 とし」が10月2日に亡くなりました。アイガモ農法シンボルとしてペットとして飼育。亡くなってから1週間、残された「メスの リコ」が寂しそうに「トシ」が帰ってこないかと外を見つめてます。集団飼育している鴨を購入してみようかと考え、今年生まれた元気なオス鴨(名前はまだなし)を購入しました。仲良くしてほしいものです。