早い稲刈り
盆に入り、農業に関する情報はあまりよくありません。全国、厳しい暑さが続く今日この頃、気温が30℃を超える日が続いています。ここ豊岡もしかず、稲穂の実りが早くなって稲刈りが早くなっているようです。早くなっている理由は連日の暑さ、高温で稲穂が出てくる時期が例年より早くなっています。厳しい暑さは、コメの品質や収穫量にも影響します。夜の気温が25℃以上になると稲自体もばてやすくなり、米の粒に入るべきでんぷんが、稲が疲れているので稲母体に多く供給されるので、穂の量が減ってしまいます。また、米の概算金が昨年より大幅に削減されるようです。2025年は5㎏4,000円以上回っていたコメが直近では3,200円まで下落しています。機械や燃料費の高騰に加え、中東の戦争により肥料、農薬、資材などがも高騰する中、暑さによる品質や収量に低下、さらには価格の値下がりが頭を悩ませています。政府は選挙目当てで消費者目線の回答ばかり。このままでは来年から農家の減少、田んぼの耕作放棄地が増えるに違いない。
ゴミのポイ捨てやめて
稲穂が風に吹かれてささやいている田んぼ。もうすぐ稲刈りが始まります。コンバイン、乾燥機、籾摺り機など点検整備が始まり、忙しくなりました。夏休みが始まり,盆の帰省で車の数が増えた国道近くの田んぼにゴミ捨て多すぎ。お米を作る大切な場所に平気で捨てられてます。空き缶、ペットボトル、たまに食べ残したお弁当だったり。これを拾うのはぜんぶ農家の仕事です。泥だらけになったごみを一つ一つ拾って正直、何でこんなことしなければならないのか心が折れそうになります。最近ある光景を見てはっとしました。それが一枚のポスターです。小学生が描いた「田んぼにゴミを捨てないで」という絵です。私たちが気づかないところで子どもたちはちゃんと見てくれています この場所がどれだけ大切な所だと見てくれてます。私たち大人はこんなことで下を向いてはいけません。きれいな土と水が無ければおいしいお米はできません 将来子供たちがここで働きたいと思えるような誇れる田んぼを泥くさく守っていきます。 日本の農業どう守っていくかべきか考えてください。
捕獲
箱罠に今年生まれた小鹿が入っていました。罠担当者に電話、処理に来られるとの事。鹿の被害は農作物だけではない。山の下草も食べてつくされてしまったため、土や岩がむき出しになり、地盤が弱くなってしまいました。そのとき、運悪く集中豪雨に見舞われ、土砂崩壊が起こり、水道の取水口をふさいでしまうという災害が起こったと聞くのでかわいそうではありますが、仕方ありません。 合掌
土づくり
猛暑が続く8月に入りました。今年は出穂が一週間早い。穂の長さも20cm(私の手は人より大きく中指から手首まで21cmあります)を超えている。5年前から各田んぼの土壌診断(酸性が強い)をしながら土づくりに励んでいます。先日、JA主催の「土づくり大会」に参加してきました。田んぼにケイ酸、卵殻石灰、ミネラルなどなど散布してきました。今年は、猛暑にもかかわらず順調に進んでいるようです。JAからの概算金もまだ出ていません。去年より今年。今年より来年。毎年増収増益を求められる。経営者は利益を求め、労働者はより多く働く。会社は原価を下げ、少しでも高く売ろうとする。その結果、働く人は疲れ、消費者は中身の薄い商品やサービスを買うこともある。でも、お米作りは違う。同じ田んぼから収穫できる量は毎年ほとんど変わらない。無理すれば土が痩せてしまう。だから私は土を育てることに心がけています。稲が持つ力を最大限引き出せるよう支える。自然が実らせたお米を少し分けてもらう。農業は奪う経済ではなく、育てて分かち合う経済だと思う。
稲が枯れる
川の渇水で水量が激減「このままだと、今年も稲が枯れる」7月中旬から下旬にかけて幼穂形成期といって、茎の中で小さな稲穂の赤ちゃんが育つ極めて重要な時期。稲が最も多く水を必要とする時期です。なのに雨が降らない。雨が降れば解決するが、予報を見ると今後も雨が降りそうもありません。今年もまた、ポンプ出動、75mホースを伸ばし田んぼへの給水です。渇水について、感じることがあります。森林の「水源かん水養機能」の低下です。豊かな山は「緑のダム」として雨水、雪解け水など蓄え、晴天が続いても少しづつ川へ水を送り出し、渇水の被害を和らげる大切な役割を担っています。ところが近年、手入れの行きどどかない山、針葉樹を植えたがそのまま手入れをせず放置した山、そしてシカやイノシシが増えすぎた山が目立つようになりました。下草を食い荒らし、土を掘り返し、土がむき出しになった斜面を見るたびに、山の保水力そのものが弱っているのではないかと気がかりになります。もちろん、確たる証拠があるわけではないので断定できませんが、その奥にある山の問題は、どこかでつながっているように思われます。田を潤す一滴の水も、元をたどれば山からの恵み。目先の応急対応だけでなく、山を育てるという長い目線も大切にしていきたいと思います。






